こんばんは!なったです
今日はこちらの前回記事の続きです
謎の腹痛が卵巣チョコレート嚢胞と判明した私は、サクッと楽になりたくて手術を選択。チョコさんの切除をする為に、総合病院の腹腔鏡手術が上手な先生への紹介状をゲットしました。
本日は総合病院を訪れてから手術をし、退院するまでの流れを思い出してみます。

当時は手術直前になって不安だらけに。同じ病気で手術をした人のブログばっかみてたなー💦
総合病院の先生にの元に行って改めて手術をすることを確認
ゲットした紹介状を握り締めた私は早速総合病院を訪れました。
とは言ってもこの時点ではほぼ顔合わせみたいな感じ。先生に挨拶して、内診とエコーでチョコさんの状態を確認。
「けっこう大きいし手術する方向でいいよね~?」
とさっくり聞かれるので、これまたさっくり

そうですねー。手術でお願いしまーす!
と返して手術をするという事を確定させます。まあ悪性腫瘍の手術ではないので、割と軽ーい感じでその辺は進行していきました。
手術の日程を決める
手術をする、といっても医療ドラマに出て来るような緊急手術!一刻を争うぜ!みたいなことは全くありません。手術決定から実行まで3ヶ月ほどの期間が開いていたと思います。
しかしこの手術の日程決めでなったは大きなミスを犯してしまったのです・・・

うっかり入院~退院の期間がふた月にまたがる様にしてしまった!!
そう、ピンとくる方もいらっしゃるとは思います。【高額療養費制度】の話です。
これは同一月にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、上限金額を超えた分が支給されるという制度。そう同一月・・・
ということは!ひと月目の月末にかかった医療費、ふた月めの月初でかかった医療費が、それぞれ自己負担の範囲内だった場合限度額制度の恩恵を受けられないということ!!
つまりなったは貰えるお金を捨てていたも同然(;;)
今から入院・手術の日程を決めるという方がいらっしゃったら、【高額療養費】についてはしっかりと調べ、必ず同一月に全てが終わるようにスケジュールを組んどいてください!
※高額療養費の支給対象は公的医療保険が適応される分のみです。また自己負担の上限額は年齢や所得によって異なります。
入院生活の覚え書き
入院1日目
なんやかんやとしているうちに入院当日。
入院初日はちょっとした検査をし、体重を測り、入院2日目の朝に控える手術に備えるという感じでした。この時引くほど体重が増えてて、衝撃を受けたのはすごく覚えてる(笑)
またなったが受けたのは腹部を大きく切開する【開腹手術】ではなく、腹部に4か所の小さな穴をあけて行う【腹腔鏡手術】だったのですが、全身麻酔をしなければならないので歯科の受診も義務でした。
でもこれは入院してからじゃなくもっと事前検査的なかんじだったような?
なんか歯に異常があると、全身麻酔をした時に歯が損傷する可能性がある?みたいな話だったと思います。
入院2日目・手術
手術当日です。点滴を腕に刺したまま、裸眼の状態へ手術室へ移動。
普通に自分の足で手術室まで向かうのですが、なんせなったはめちゃくちゃなド近眼!視界全てがぼやけ倒していて何も見えん!(笑)
まあくっきりはっきり見えていたら、だいぶ緊張してたかもなので結果オーライというやつなのかな?
手術台の光りがマジで宇宙人に改造される時のアレにしか見えなくておもろいな~、なんて考えているうちに麻酔が効いてブラックアウト。麻酔って体に入る瞬間結構痛いんだな、と思ったのは覚えています。
手術自体は2時間程度で終わったそうです。私の意識が戻ったのを確認して、病室に移動したそうですがこの時の記憶が全くないので後々ちょっとビビりました。
そこからはひたすら安静安静です。
入院2~3日目・24時間地獄の安静タイム
入院生活の何が辛いって、術後24時間の絶対安静とその後体を起こすまで!これにつきます!

正直手術そのものよりも、その後の方がはるかにキツイ!!
まず術後の24時間あおむけでの絶対安静。めちゃめちゃ腰と首がやられます。
この絶対安静中は、水分補給の為の点滴がつけられ、尿道カテーテルが入れられています。なのでトイレに起き上がる必要もないし、経口補水をする必要もない訳です。
でも病室がめちゃくちゃ乾燥していて、とにかく喉が渇く!何度も看護師さんに水分を含んだガーゼを当てるのをお願いしました。布団をずっと被っているのも暑いし重いしつらかったです。
更に私どんだけ寝汗かくねん・・・と自分でも引くほど、身体の下が濡れていて不快感はMAX。
が、これは幸いな事に?傷口に刺したままのドレーンから廃液があふれてた結果らしい。そりゃべしゃべしゃにもなりますわ(笑)
入院3日目・低血圧との戦い
経口からの水分摂取OKのサインを勝ち取るのも大変でした・・・。これにはざっくり2つの条件が必要。
- ベッドから起き上がることが出来る
- 自力でトイレに行ける
日常生活だったらなんてことの無い動作です。しかしこれは手術を終え、24時間ベッドでの絶対安静をした後の話です。

どんなに気合入れても、身体を起こすと一気に血圧が下がって意識飛びそうになる・・・
吐き気と寒気と痺れがいっぺんに来るので、ものすごくツライ・・・。何回かダウンしてました。
でもこれをクリアしないと水は飲めない!そして看護師さんから告げられる、どうしても水が飲みたかったら尿瓶で用を足してもらう!というお達し。
その後は完全に根性でトイレにいきました。そして自分をほめたたえました!
その後の飲んだ水の美味しい事と言ったら・・・ホントに生き返る心地でした。
手術結果の詳細説明を先生からされる
トイレに行けるようになり、水が飲めるようになればあとはこっちのもん!
どろどろ→固形へと段階を踏んで病院食を取り、先生に呼び出され詳しい手術の結果を聞きます。

この時先生が私自身の手術映像のDVDを、前振りなしで流しはじめたので結構ドン引きしました(笑)
我ながらなかなかグロテスクな映像やった・・・。ああいうの苦手な人はひっくり返るかもしれない。
まあそれは置いといて。先生によると私は腹腔鏡手術を始めてからチョコレート嚢胞が2つあるということが分かったそうです。しかもそのうちの1つである大きい方のものが、盲腸と結構な癒着をしていたんだとか。
最初の謎の腹痛で「盲腸か?!」と思ったのは半分当たっていたわけです。
術後の説明が終わって退院手続きが済むころには、割合普通に歩けるように。
なったが受けた腹腔鏡手術というのはお腹に4か所に開けた小さな穴に内視鏡を入れ、モニターで様子をみつつ進める手術です。この穴自体は術後縫う必要もなく、テープで止めていれば自然とくっつきます。
傷自体が極小さいものなので、後にもほとんど残りません。それだけ体への負担を少なく行える手術方法なんだそう。
手術をしてもビキニは全然着れるから安心して!!となんど先生に説明されたか・・・。
ビキニ持ってるけど、別にそんなに着たいわけじゃないがな!(笑)
退院
退院手続きがおわり、入院・手術でかかった費用の支払いが終わればやっとこさ帰宅できるように
トータル6日間の入院生活でございました。
退院時に入院・手術の代金を支払うのですが、この時かかったのが10万ちょっとですね。
続く
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